こんばんは。
今日も爽やかなお天気でしたね。
先日ブックオフにて少し前に話題になった「FACTFULNESS –ファクトフルネス」を購入し、読んでみました。
FACTFULNESSとは、先入観や思い込みを排除したデータに基づいた視点、という意味だそう。
まず冒頭で私たちの「思い込み」が試される13個の質問がでてきます。ネタバレになるので2つだけ、ここでご紹介をします。
まず一つ目。
質問3:世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
A.約2倍になった
B.あまり変わっていない
C.半分になった
どうでしょう?世界の正解率はたったの7%。答えはC。
質問9:世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどのくらいいるでしょう?
A.20%
B.50%
C.80%
どうでしょう。世界の正解率はわずか13%。答えはC。
2つとも正解でしたでしょうか。それとも不正解でしたか?ぼたむすは両方とも不正解でした(汗)世界の正解率を見てもとても低いですし、間違えても恥じることはないです、と作者は慰めてくれました(笑)
ではどうして、私たちは正しく答えられないのか。それは脳の構造にあると作者は言っています。
それが「脳の錯覚」。下記の二つの線、どちらが長く見えますか?

出典:muller Lyer illusion
実は同じ長さなのです。でも脳が錯覚を起こして、違う長さに見せてしまう。同じように、私たちの脳が「悲観的なものの見方」(本の中では「ドラマチック過ぎる世界の見方」と表現されています)を強く持つ傾向にあるためだとか。
世の中を悲観する人が多いけど、実はデータをよく見て、過去と比較すれば、断然世の中はよくなっているので、悲観することはないのです。先入観や思い込み、という脳の錯覚を理解して、物事を見れば、私たちの生きる世の中は楽しく、幸せだということが分かるはず、と作者は言っています。
毎日が忙しいとついつい自分の身の回りのことにしか関心が行かなくなりますよね。目線を少し遠くに、他の国にも目を向けてみると、小さなことにイラっとすることがくだらないことに思えてきます。この本はまさに「目線を遠くに置くことができる」本だと思います。
知識のアップデートも必要ですが、もう少し楽観的に生きることも大事なんだなぁ、と思えた内容です。