ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.43】おでんの昆布がサインだった!

おはようございます!

今日は暑くなりそうなので、水分補給をたくさんして、元気に過ごしたいですね。

 

昨日は有休を取り、母の歯医者に行ってきました。今年に入り部分入れ歯をしていない、ことが分かったからです。

 

毎週作り置きをしているのですが、おでんや煮物を作った際に、必ず昆布だけがまとまってタッパーに残っていました。それも大きな昆布が、繊維に沿って細く割かれていて。

 

「嫌いなのかな」と最初は思っていたのですが、毎週毎週残っているので、「これは何かのサインか!?」と思い、「今部分入れ歯している?」と聞いたら、「それがねぇ、どこかに行っちゃって・・・」と。

 

そうか、入れ歯が入ってないから、硬くて食べられなかったのか。不覚にも「嫌い」だと思ってしまった。

 

「いつから?」と聞いたところで、「分からないわ~」と返ってくるだけなので、速攻色々なところを調べてみました。冷蔵庫、バック、戸棚など。どこにもない・・・。

 

母は「しまう」ことはあっても「捨てる」ことは無い、と分かっていたので、空き箱を調べてみることに。

 

その中に、半日デーで作った折り紙の小さな箱がテレビの前に飾られていました。あやしぃ、と思い持ち上げてみると「コロコロ」と音が。

 

ビンゴ!!!

 

「そうそう、大事だと思ったからしまっておいたのよ」とのんきな母(笑)

 

母に「はめてみて」とお願いすると、「違和感があるわ」と、すぐに外してしまい、合っていないので、調整が必要なんだな、と思い、戸棚を調べてみると、2018年頃に歯医者に行った形跡が。

 

駅近くの歯科とは知っていたのですが、ネットで調べてみると、ホームページが無く、情報がよくわからず。ちょうど次の週にケアマネさんのモニタリングがあったので、歯科について聞いてみると、訪問診療をしている歯科を教えて頂きました。

 

部分入れ歯の型があるので、以前行っていた歯科がいいかなぁ、と悩んでいましたが、これから先のことを考えた場合、訪問診療なども含めて、繋がっていける方がいいなぁ、と判断して、教えて頂いた歯科へ電話をしてみました。

 

とても混んでいる歯科で、予約がやっと取れたのは2週間先の火曜日、昨日でした。人気の証拠ですよね。

 

母に歯科に行くよ、と言うと「そうね、そうね、気になっていたのよ」と。私も気にはなっていたのに、のびのびにしてしまっていました。ごめんよ、かーちゃん。

 

「あれは昔結婚したての頃、藪医者に行って歯を抜かれたのが悪かったわ!今回は歯を抜かれないわよね?」と何度も聞いてくるので、当日まで歯科へ行くことは話題にせず、不安をあおらないようにしました。

 

当日は、午前中ヘルパーさんが終了する頃に、実家に帰り、母を連れて歯科へGO!

 

受付の対応もよく、事前に母の認知症のことも伝えておいたので、当日は細かい話をしなくても、お医者さんも歯科助手さんも、ゆっくりとても丁寧に母と私に説明をしてくださりました。

 

私が行っている東京の歯科は、「インプラント」の宣伝や煌びやかさ、が凄いんですが(いい意味でなく・・・)、地元の歯科は質素な感じですが、1回に一人の予約しかとらないので、患者さんもリラックスして診察が受けられるアットホームさを感じました。

 

これからしばらく母の歯科通いが始まります。できれば月1回の内科と同じ日に歯科も入れて効率よく!?進めたらと思います。