ぼたむす日記

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【コミュニケーション力を磨く】TPOをわきまえる、とは!?

皆さんは海外出張の際、どのような服装で行かれますか?

海外視察のお手伝いをすると、先方の外人スタッフから必ず聞かれるのは「なぜ工場や農地に日本人はスーツで来るのか?」ということです。

40度近い暑い日も、雨でぬかるむ農場にも、白いシャツにネクタイ、ジャケットとビジネススーツに革靴で現れる日本人。皆さんはこの状況が外国人ビジネスマンにとってどう映ると思いますか?

残念ながら「日本人はTPOをわきまえない、相手を事前に理解して合わせようとしないコミュニケーションの下手な人」とマイナスイメージをもたれることになります。

ビジネスにおいて服装は大事なコミュニケーションツールでもあります。

TPOとは、「時間、場所、場合(機会)」に合わせる、という意味の和製英語。ビジネス上では、行動や服装、言葉遣いやマナーを使い分けること。

Time、Place、Opportunity/Occasion の頭文字をとったもの

話を戻して・・・ビジネスで農場に行くなら、相手と同じような恰好、ぬかるみを歩けるブーツまたはスニーカー、パンツにポロシャツのような軽装にジャケットを羽織る、というような格好で行くべきなのです。服装ひとつとっても、相手への配慮を示すことができ、ビジネスの交渉もスムーズに行くことが多いと思います。

逆にバリバリのスーツは、相手への配慮が見えず、不快な思いをさせてしまう可能性を含みます。相手の心を開かせなければ交渉の入り口にも立てません。こうした意味からも、TPOをわきまえることは、ビジネスの大事なコミュニケーションであることが分かります。

ビジネス以外でも、TPOは特に海外で重要視されます。例えば、どうしても高価なマンションを借りたい!買いたい!としますよね。交渉の際に、ビーチサンダルにTシャツ、短パンで出かけたら、貸してくれると思いますか?外国であれば、100%の確率で貸してもらえません。日本より外国の方がシビアで、TPOを重要視すると思います。TPOをわきまえているかどうかは、その人の信頼にも関わってくるからです。

また、海外のお高いレストランに行くと、決まってドレスコードがあります。スニーカーにジーンズで行って、入れなかったことが、私も多々あります・・・日本ではドレスコードがうるさいところは、あまりありませんよね。日本人はどちらかというと、TPO=フォーマルな格好、と理解し、とりあえずスーツならどこでも行けるでしょ!と思っている方多いかと。

また逆に、若い世代では「軽装化」がだいぶ見られますが、海外の方が「服装」でその人となりを判断されることが多いので、TPOは海外の方が重視されていることを覚えておくといいかと思います。

TPOをわきまえた格好は、高級なレストランや特別な場所だけを意味しているのではありません。どんなビジネス場面でも当てはめることができます。TPOをわきまえるとは、まずは相手を知る力があるかどうか、と言うことだと思います。そうした意味で、TPOをわきまえるとは、コミュニケーション力を磨くこと、と言えるのではないでしょうか。

 戦国時代の戦も、まずは「相手を知ること」が勝敗を決めるカギだった、と言いますよね。ビジネスもまた同じ、思うようにことを進めたいならば、自社製品やサービスの売り込みより、相手を知る、ことが交渉のカギになるのだと思います。