ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【ご機嫌認知症お母さんNo.37】お母さんは心配性

今日はとても暖かい1日でしたね〜。実家に帰る電車も家族連れで溢れていました。

 

老いも若きも、空いた場所に行くよりも、混んでいるところに行きたがる、とどこかの本に書いてありました。人と時間を共有する方が、幸福度があがるそう。

 

だから空いている平日より、混んでいる週末や連休に出かけたくなるのですね。私は断然出かけるなら平日派、空いていて、混雑したところは苦手です。

 

今日は実家に帰る日。母は時間通りに最寄り駅に来ており、今日はヒートテックの上にかわいいパーカーを直に着ていて(笑)一応ヒートテックに直にコートを着ていないだけ、まだ気温は把握しているのね、と安心しました。

 

買い物をして、一緒に音楽を聴きながら作り置きをして、お風呂に入ってもらい、脳トレもしました。

 

先日母の兄が入院している知らせを受けました。母の兄は、私の父が亡くなった際に、1番に駆けつけてくれ、力になってくれたとても頼りになる叔父です。その叔父がコロナで会っていなかった間に循環器系の病気になり、認知症も発症していたとは。。。凄くショックです。

 

母は叔父の様子を知ったらきっとショックを受けてしまいそうなので、入院したよ、とだけ言いました。3分後には忘れていますが(涙)

 

そんな母は私が実家から東京に帰る際に、私のことをとても心配してくれます。「ぼたむすちゃんの家はとても暗い道だから、お母さん心配で!」と毎回言います。

 

私は「駅から3分ととても近いよ。実家から最寄りの駅の方が15分もかかるし、暗いし、痴漢に注意って標識もあるし、怖いよ〜」と言うと、「うっそー!ぼたむすちゃんの東京のお家の方が暗いでしょ!?」と言うトークが永遠に続きます(笑)

 

毎回とても心配してくれるので、実家の最寄りの駅に着くと母にメールをします。母からは「お母さんに出来ることがあったら、いつでもお手伝いに行きますので、遠慮せずに呼んでね☺」と返事をしてくれます。

 

もちろん母はもう一人で電車を乗り継いで私の住む東京には来られないと思います。でも、頼られている、と思うことで、母としての尊厳を守り、生きる力になるのではないか(ちょっと大袈裟ですが)と思い「心強いです。ありがとう😊」と返せるようになりました。

 

当初は「何言っちゃってんの!?」と心の中で思い、メールの返事もスルーでしたが。今は母の思いを有難く受け止めることが出来ているように感じます。

 

さてさて、明日は兄が実家に帰る日なのですが、今週は叔父の様子を兄が見に行ってくれています。その話は明日に続きます😊

 

母と毎週花を買って帰ります。母は水やりを完璧に忘れていますが、花のある生活は潤いがあるかなぁと淡い期待をしています。