ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

生産性の高い仕事をするオフィスマネジャー

私が働く会社では、とても効率のいい仕事をする方がいらっしゃいます。オフィスマネージャーのAさんです。おひとりで人事や経理も兼任しています。

 

オフィスの仕事ってやることがたくさんありますよね。備品の調達やら、荷物の受け取りなど、いわゆる「雑用」と言われることも、暗黙の了解で引き受けてくださっています。

 

彼の凄いところは、誰か手の空いている人に頼む、とか、スタッフの善意に頼る、ことは一切しないところです。

 

例えば、コーヒーメーカーを使っても、使いっぱなしの人結構多いですよね。そこで、毎日コーヒーメーカーを洗いに来てくださるサービスを取り入れたり。宅急便が来ても、皆対応しないので、入り口に荷物置き場とハンコを置いておいて、誰も対応しなくてもいいように、など。

 

そうした「誰かが善意でやるだろう」というようなことって結構多くないですか。彼は、そうした暗黙の了解が、いかにスタッフの仕事効率を下げるか、そしてサービス導入のコスト高価を上司に説き、スタッフに負担をかけないようにしてくださっています。

 

また、出張で重い荷物を両手いっぱいに持って、出かけていく私を見かねて、「宅急便の往復便」を紹介してくださり、経費として落とせるように交渉してくれたり。

 

自分がやればいいか、とか、誰かがやるだろう、みたいな曖昧な人の善意に頼っていると、決して仕事の生産性は上がってきませんよね。

 

Aさんは全て、「どうしたら解決できるだろう」という前向きな視点から考えるので、斬新なアイディアが出てきます。ほんと見習いたい!と思うことばかりです。

 

Aさん曰く、「お金で解決できることは実は少ないんだよね。だからお金で解決できるなら、利便性やコスト高価を検証して、どんどん導入していくべきだと思うよ。誰かがやるだろう、なんて期待するだけ、皆ストレスたまっちゃうしね」と。

 

頭が下がります。仕事の大きい、小さいは関係なく、どんなことでも、生産性を上げていくことはできるんですよね。見習うことばかりです!