ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

サラリーマン最高説!?

サラリーマンになり25年くらい経ちます。正直サラリーマンで不満はこれと言ってありませんでしたが、隣の芝は青く見える、というのでしょうか。フリーランスや独立起業に憧れを頂いています。

 

けれども、考えてみるとサラリーマンって最高なんじゃないか、とも思っています。昨今人気のインフルエンサーと言われる人たちは、サラリーマン軟弱説を唱え、独立やフリーランスを勧める偏った情報が溢れていますが、現実はそんなことは無いのでは、と思います。

 

サラリーマンの良いところはたくさんあります。例えば、決まった日にお給料が振り込まれる、お休みや病欠も確保されている、健康診断の手配もしてくれる、納税や年金など会社が処理してくれる、個人ではできない大きな仕事(予算)を動かすことができる、会社名でネットワークが広がる、ローンが組める等、これらはサラリーマンでないと得られない特権です。

 

一方で独立起業していると、自分で稼がなければお金が入らない、病気になれば働けない、健康診断も自分で手配、納税や年金も自分で申告、自分の資産の中での仕事規模しかできない、個人の名前だとネットワークは広げづらい、ローンが組めない等、こうしたマイナスの要素はSNSでもあまり語られることがありません。

 

また、サラリーマンでも、独立起業していても、「人間関係」は付いて回ります。一番のストレスがこの「人間関係」。独立起業しているからって人間関係のストレスが無いわけではありません。

 

世の中大抵の人たちは「サラリーマン」です。時代の風潮から、サラリーマンを軟弱とした方が、SNSでもバズったりするのが原因かもしれませんが、自分の性格ややりがいに合った仕事を選択できれば、どちらが良い、悪い、ということはないのです。

 

なので、サラリーマン歴25年の私が思うのは、サラリーマンもフリーランスもどちらも自分に合っていれば最高!なんだ、ということです。外に目を向けて初めて、自分の庭も青かったことをあらためて実感しています。