ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本の紹介No.17】漫画、マリコうまくいくよ

久しぶりに昨日は会社の会議で3時間以上時間を費やした後、あまりにも疲れていたので、久しぶりにバターたっぷり、砂糖たっぷりの「パン」を買って帰り、寝る前に食べてしまいました。そのせいか、今朝中々起きられず、体のだるさが抜けないです。

ここ1カ月くらい朝食をパンからご飯に変えて、カラダの調子も何となくよくなった感じがしたのですが、パンはやっぱり美味しいですね。特にストレスがある時には。

 

甘いパンを食べながら、思い出した本が「マリコうまくいくよ」です。

www.shinchosha.co.jp

同じ職場で働く20代、30代、40代の3人のマリコたちが、女性としての生き方に葛藤する様が、丁寧に描かれた漫画です。

「会議で発言できなかった」20代のマリコ。働くモチベーションが薄れている30代マリコ。会社の役に立とうと頑張る40代のマリコ。どれも皆自分に当てはまる。特に40代マリコと自分がシンクロして怖いくらい(笑)

 

「がんばれば、むくわれるのかな。働くってなんだろう」と葛藤するマリコたち。日本の働く女性たち全員が同じような葛藤を抱えているはず。

 

自分だけではない、皆同じように感じ、葛藤しながら、一生懸命生きているだなぁ、としみじみ思わされる。

誰もが「あるある!」とうなずける。特に女性の本音が出る場所として頻繁に登場する「おトイレ」のシーンが面白い!例えば女性には、おトイレの個室が息抜きになるけど、男性は個室でないので、どこでリフレッシュしてるのか。男の人も大変だ…等、今まで考えたことも無かった視点がたくさん出てくる。

 

不安や迷いがある女性に「大丈夫。これでいいんだ。」と思わせてくれる、そんな素敵な後味を読むたびに感じます。

 

益田ミリさんの本は大好きで、漫画からエッセイまでほぼ読んでいます。働くことにモヤモヤっとした気持ちになったら、ぜひ読んで欲しい。

読み返すたびに、その時の気持ちで、刺さる言葉が違うので、定期的に読み返したくなる本です。