ぼたむす日記

アラフィフおひとり様の仕事、介護、読書のこと

【読んだ本の紹介No.13】漫画バビロン大富豪の教え

「100年読み継がれるベストセラー、お金の名著、ついに漫画化!」という言葉に惹かれて、購入してみました。「バビロン」という言葉はよく耳にしていたけど、どんな内容か知らず、「お金持ちになる方法」を教えてくれる、となれば、俄然興味が沸き、読んでみました。

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本書は1926年にアメリカで出版された「The Richest Man In Babylon-バビロンいのちの大金持ち」を漫画化したもの。「お金」と「幸せ」を生み出す5つの黄金の法則と黄金に愛される7つの道具、など不変の真理「お金持ちになりたければ、お金持ちが実践していることを聞き、自分でも実践する」ことが一人の少年「武器商人の息子、バンシル」の人生を通して描かれています。

 

A5サイズの大きさで、分厚いですが、すぐに読めてしまいます。私が印象に残ったのは、「努力すれば、誰でもお金持ちになれる」のに、「多くに人が金持ちにはなれない」とあきらめている、という下り。確かに自信のない人が多いかも、自分も含めて。

 

資本家と労働者の間の格差はどんどん大きくなっていて、この流れは止めることができない。国境がなくなっていき、仕事は単純化され、機械や人工機能に置き換わり、仕事が少しずつなくなっていくことは避けられない状況になっている。

 

漫画の間に書かれている解説・まとめ、みたいなところに、衝撃的な数値が載っていました。2017年のNGOオックスファムのレポートによると、世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界の人口の内経済的に恵まれない下から約36億人が保有する資産とほぼ同じだった。

 

我々一般庶民は、資本家たちに富を搾取される運命から逃れられないか、というと、そうではないのです。この本にある黄金の法則を一つ一つ行動していけば、必ず資本家になれる、のだそう。

だからこそ、あきらめてはいけないのです。昔から言われている普遍的なもの、それは、普遍的な教えに基づき、目の前のことを一生懸命やり続けることで誰でも「資本家=お金に愛される」ようになれるのだ、と。

 

大器晩成、と言いますが、この本を読むと「大器は晩成」なのかもしれません。コツコツやり続ける、「行動をし続ける」人のみが、成功する、お金持ちになる、のですね。

 

まずは「あきらめない」、そして「行動する」「続ける」、これに尽きるのかなぁ、と思いました。やり続けること、これが今の私にもっとも難しいのですが。1度きりの人生、どうにか頑張らなければいけない時が今のような気がしています。